スワニー式ニットの縫い方:縫い代の始末
縫い代の始末

「ニット」の縫い代を始末する時は、ロックミシンかジグザグミシンを使います。

ロックミシン
※縫い代の始末には、ロックミシンまたは、ジグザグミシンを使用します。 糸はニット用の糸を使用する必要は ありません。
メスが付いているので、切りすぎないように注意します。 多めに縫い代をつけ、切り落としながら始末をしてもよいです。
生地が薄い場合や、衿付け、袖付けなどは、縫い代を合わせて(2枚一緒に)始末します。
肩、脇、袖下など、厚みを出したくない場合は、 縫い代を一枚ずつ始末します。
このように縫い代を開いて一枚ずつにロックミシンをかけます。
ジグザグミシン
ジグザグミシンその1
縫い代を整え、端にジグザグミシンをかけます。
ジグザグミシンその2
縫い代を多めに用意し、ジグザグミシンをかけてから切り落とす。
Point1

筒状の部分(衿ぐり・袖口・裾など)のロックミシンの始末
縫い始めの縫い目に2〜3cm重ねて縫い終わり、糸は長めに残しておきます。
長く残した糸を、輪を作り結びます。
短めに糸を切り、糸穴の大きい針などで、 縫い代に入れ込みます。

Point2

縫い目が伸びてしまったら?
生地の性質上、ミシンをかけたあと波打つ様になることがあります。
スチームアイロンで、縫い目の上を押さえます。
生地が落ち着きました。